市町村職員として持っておきたい本

明日から新年度が始まる。新規採用され、明日から市町村職員としての勤務が始まるという人もいるだろう。

人口5万人以下くらいの市町村職員として、手許に置いておきたい書籍を紹介したい。

 

これは必ず手許に置いておきたい。「取組」とか「取扱い」とか、公用文ならでは表現というものがある。ちょっとしたカガミ文、通知文を書く際にも毎度参照する。

公用文のお作法の概略をつかむには、とても便利な1冊。著者は、最近話題のお方。「いたどり」とかは、今でも意識している。

これも書架にあるはずだが、自分用に1冊欲しい。もう何冊買ったかわからない。毎度、ページの糊がはがれるほど参照する。何度も参照する。付箋でパンパンにふくれるくらい参照する。法制執務を知っているかどうかで、長い市町村職員生活が大きく変わってくるくらい重要。興味が出てきたら『ワークブック法制執務』も参照すること。

少し古い内容が含まれるが基本知識を得るために必携の一冊。

学陽書房のやつでも、ぎょうせいのやつでもお好みで。職場の共通書架には必ず置いてあるはずだが、手許にも1冊置いておきたい。線を引いたり、書き込んだりするので。毎年買うのが辛ければ3年毎とかでも良い。条文に改正が入ってないか確認が必要にはなるが。

選挙事務は、必ずあたるはず。年に1回とか数年おきとかの事務だが、その重要度は極めて高い。1ミスが命取り。どの選挙のやつでも構わないので「投・開票事務ノート」は、1冊デスクにしのばせておきたい。有効票・無効票の判定目安なども開票事務の際に非常に参考になる。